はてなキーワード
驚きました。
以前書いた記事を自分で見てみたのですが、 性的少数者からはてなキーワードに飛んだらAセクシャルが載っていました。
今までの経験上、Aセクシャルという単語は自分から発することばかりだったので、画面であろうとなんだろうと、受け取る側になったのは初めてと言っても過言ではないくらいでした。(自分から調べた時は除く)
広辞苑の件も然り、いろいろと用語に関しては難しいところがあります。
以前トランスジェンダー・Aセクシャルであることを公の場で話し説明や質問に答える機会があったのですが、一語一語に気を遣って話しました。
その集団に同じトランスジェンダーやAセクシャルの方がいて、自分の考え方とは違う解釈をしていた場合(その時はおそらく1人はいたと思われる)、言葉を選ばなければ傷つけてしまうかもしれません。その事を充分に踏まえて、表現に気を遣いました。
当事者だからこそ考えることなのかもしれませんが、用語が一人歩きすることも多いと思うのです。
細かいことやその意味を知らないでその言葉を使うことによって誤解が生まれ、それが広まる。セクマイ用語なんかは特にそうだと思います。
前回も書いたような気がしないでもないですが、上に書いた「セクマイ用語」というのも自分自身は少し違和感を覚えています。本当にマイノリティですか?
世間の意識を変えていくには当事者がもう一度よく考えることが必要だと思います。Aセクシャルももう少数者の中の少数派ではないようです。少なくとも自分はそう捉えました。